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2011年08月31日

公庫に申込する方は必見!(ここがポイントです)

 公庫に申込する方は必見!(ここがポイントです)


■日本政策金融公庫に融資申請する方はここにご注意下さい。

審査自体は総合的に判断されますし、起業家の方の事情が
それぞれ違いますので、一概には言えませんが、


最近、お手伝いさせて頂いてよく感じる事は
以下の2点を特によく見ているなという事です。


・「経験」と
・「やる気」です。



「経験」はお分かりだと思いますが、「やる気」とは、どういうことでしょう?
「やる気」は数値化できません。


起業家の方の目を見て、判断できる審査担当者は、いませんし、
実際、そんなことはやっていないと思います。(^^;



どういうことかというと、ここにちょっとした『からくり』があります。
金融公庫の考える「やる気」とは、手持ち資金のようです。



もうちょっと言えば、手持ち資金の内、いくら事業に
つぎ込めるか、出資出来るかとということです。


事業に 10万円出資できるAさんと
事業に200万円出資できるBさんとでは、


Bさんには、やる気を感じるけど、Aさんには、やる気が
あまり感じられないという判断です。


つまり、出資金=自己資金が多いほど、
審査は有利になるということです。


実際、事業がうまくいかなければ、出資した金額も
返って来ないわけですから、必死にならざる得ないという
事情はあると思いますが・・・。


(注)
(あくまでも金融公庫の審査過程で私が感じるというお話で、
起業される方の実際のやる気とは、何の関連性もありません。
かつ私がそう感じているだけで、金融公庫の審査基準が、
公表されている訳でもありません。あくまで私見です。)


それでは。



 銀行一口メモ

※新入行員が正行員になるには、昇格試験で、100枚のお札を時間内に正確に
数えなければなりません。かつ帯封で札束にします。

意地悪なことに何枚か多めに渡されます。(^^;






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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 19:09Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月30日

三日で融資が決定?

 3日で融資が決定?

私がお手伝いしたお客様で、日本政策金融公庫に融資申請して
3日で融資が決裁になったお客様が、いらっしゃいます。



日本政策金融公庫に融資申請すると、通常、書類を提出してから、
融資が決裁になるまで、1ヶ月から1ヶ月半程度かかります。



書類提出後、面接の日程が決まり、面接で事業内容等の聞き取り、
確認などがあり、その後、金融公庫内部での審査、そして決裁という
プロセスを辿るからなのですが、それがなんと3日でした。



わたしが、お手伝いしたお客様のなかでは、最短でした。



いろんな要因があるとは思いますが、一番の要因は、
お客様の事業内容が良かったことと



適切な事業計画書を作ったことにより、
金融公庫にうまくアピール出来たことだと
思います。



そうでなければ、こんなに早くは、決裁に
なりません。


1日目・・・申請書類提出
2日目・・・面接
3日目・・・決裁の通知(電話連絡)



通常だと、1ヶ月以上かかる審査も、お客様の事業内容がよく
かつ事業計画書の作成がうまくいけば、3日で決裁になることも
あるんですよ!


事業計画書に不安のあるかたは、お気軽に
お問い合わせ下さい。


それでは!



 銀行一口メモ

※これが出来ないと銀行員として認めてもらえません!

それどころか「あなた本当に銀行員?」

疑いの眼差しで見られてしまいます。(^^;

(豊富な知識)  (華麗なるお札の数え方) = (本当に銀行員か確認する方法) (笑)






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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 10:59Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月25日

起業したい方は注意!(法人設立時の自己資金について) 2

 起業したい方は注意!(法人設立時の自己資金について) 

(ここから今回の記事です)
(前回の記事もご参照下さい。)


<法人の場合の自己資金の続きです。>

・法人の場合、資本金が「自己資金」だと
前回お話いたしましたが、
注意しないといけないのは、新設の法人の場合には、
出資の経緯まで、細かく説明を求められることです。


出資に使った通帳はもちろん見られますし、
どこから振り込まれたのか、
どうやって当該の金額を集めたのか、
等、聞かれます。



説明の資料等は、すぐに提出できる様に
あらかじめ、用意はしておきたいものですね。



なお、出資者が何人かいらっしゃる場合は、
代表者の出資した分のみが、「自己資金」と
されたケースもございます。


資本金=自己資金とならないケースもあるので
そこも該当のかたは、チェックしておきましょう。



(次回に続きます)




 銀行一口メモ

<貨幣袋>

※かなり重たいと書きましたが、大の大人でも持つとよろける程です。
ちなみに調べてみると100円硬貨の袋で19.2kgでした。(^^;)

重たい筈ですね!




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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 18:45Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月24日

 起業したい方は注意!(法人設立時の自己資金について)

  起業したい方は注意!(法人設立時の自己資金について)

(ここから今回の記事です)
初めてこの記事を見ておられる方は前回の記事もご参照下さい。)


<今日は、法人の場合の自己資金のお話です。>

法人の場合、原則として資本金が自己資金になります。
資本金100万円で会社設立すれば、100万円が
「自己資金」という訳です。


法人も個人の場合と同様、無担保・無保証の
「新創業融資制度」を利用することが出来ますが、
資本金100万円の会社の場合、
融資申請する最高限度額は、200万円までです。


もし、融資希望額が、1000万円だとしたら、
「新創業融資制度」は適用できないので、
担保か保証人を付けて、融資申請することになります。


つまり、会社設立後、無担保・無保証で融資申請する予定があれば、
最初から、それに合わせて、資本金を考えておく
必要があるということですね。


資本金10万円で会社を設立して、無担保・無保証で
1000万円融資申請しようとしても、内容を審査する以前に
そもそも受付がしてもらえないのです。


たまにこういうケースのご相談をお受けすることが
ありますが、会社設立前に、ご相談頂いていれば・・・
と思うことがあります。


会社設立予定のかたで、将来、融資も考えておられるのなら、
資本金を決める際には、そこら辺りも考慮して、
慎重に決めたいものですね。

(次回も法人のケースの続きです)


 銀行一口メモ

<貨幣袋>

※日本銀行や本店、あるいは量販店の取引先と硬貨のやり取りを
する時に使用します。
袋はごわごわした肌ざわりで、かなり頑丈に出来てます。

10円や100円の硬貨だと4000枚入れるので、かなり重たいです。
こればっかり運んでいると相当腕力がつきます。(^^)




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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 19:00Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月23日

起業したい方は注意!(自己資金について)(3)

<記事は少し下です>
 銀行一口メモ

銀行窓口でよく見かける入れ物です。<カルトン>と呼ばれています。
銀行員はお金の受け渡しは必ず、このカルトンで行ないます。
形に特に決まりはなく、銀行によって長方型だったり、丸型だったりします。
以前は出番が多かったのですが、今は窓口のシステムがお客様を1人ずつ
順番に呼ぶシステムに変わっているので、以前ほど出番がありません。



 起業したい方は注意!(自己資金について)(3)

(ここから今回の記事です)
初めてこの記事を見ておられる方は前回の記事もご参照下さい。)


・先ず問題になるのが、通帳などに入金されてなくて、
現金を手元に持っていらっしゃるケースです。


いわゆるタンス預金ですね。


このケースは「自己資金」としては、ほぼ認められません。
いつ、いくら貯まっていたのか、証明することが出来ないからです。


タンス預金状態のかたが、おられましたら先ず銀行口座に
ご入金下さい。話はそれからです。


また、銀行口座に入金されていたとしても
入金が金融公庫への融資申請の直前や、ほぼ同時期に
まとめてご入金になっている場合は、「見せ金」といわれ、
口座にご入金になっていても、原則「自己資金」とはなりません。


融資申請するために、一時的に人から借りたのでは
ないかと?見られます。


もちろん、退職金や財形預金を解約したりして、
ご入金になったものは、自己資金になりますが、


振込明細や解約計算書などで、自分のお金であることを
証明する必要があります。


このように、「自己資金」の認定については、
金融公庫はかなり、細かく調べて来ます。


事前の準備が必要です。

(次回は法人の場合についてお話します)





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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 17:31Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月22日

起業したい方は注意!(自己資金について)(2)

(前回の続きです)
(記事は少し下からです)
――――――――――――――――――――――

<銀行一口メモ>
前回「大結束」に押印があるとお話しましたが、
写真では、よく分かりませんが、
実は「小結束」にも、束にした個人の責任を明確にするため、
個人の印を、それぞれ継ぎ目に押印してあります。
輪にした紙の部分です。
銀行用語で「帯封」と呼ばれる部分です。
――――――――――――――――――――――


(ここから今回の記事です)
初めてこの記事を見ておられる方は前回の記事もご参照下さい。)


・普通、「自己資金」といえばご自身が持ってるお金が
そうですから、現在所有しているお金だと考えますが、
金融公庫に自己資金と認めてもらうには、
それだけでは不十分なのです。



記録に残っていなければなりません。
(↑)写真のお札の束を持参しても「自己資金」
にはなりません。



つまり普通預金の通帳に記載されている金額が
金融公庫の認める「自己資金」です。



それでは、普通預金通帳に入金しているお金が
すべて「自己資金」になるかというと
それほど単純な話ではありません。



普通預金通帳に記載されてある金額がすべて
「自己資金」であれば、話は簡単ですし、
起業家の方が悩まれることもないのですが・・・。


(次回は認められないケースなどお話します。)




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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 19:08Comments(0)金融公庫の上手な使い方

2011年08月21日

起業したい方は注意!(自己資金について)

連日の猛暑ですが、本日の福岡は最高気温27度。
雨も降って、いくらか過ごしやすい様な気がしますね。



ところで、仕事柄、自己資金についてのご相談をお受けすることが
多々あります。


「自己資金とは?」


銀行取引において自己資金が問題になるケースはあまりなく、
自己資金についてのご相談とは、創業をご計画されていらっしゃる方からの
日本政策金融公庫(以下、金融公庫)への融資申請に絡んだご相談です。


そもそも金融公庫の創業者の方への融資は、担保・保証人については
協議してとなっていますが、どうしても担保・保証人のご用意が出来ない
創業者の方には、無担保・無保証人で融資をする制度があります。


「新創業融資制度」です。
ただし、条件として、開業に必要な資金総額の
3分の1はご自身で用意する必要があります。



開業するのに仮に総額で900万円必要だとしたら、

「300万円ご自身でご用意ください。
残り600万円は公庫でご融資致します」
ということです。


もちろん、300万円用意したら、誰でも600万円融資してくれる
訳ではなく、別途審査はあります。
受付する際の最低限の条件になります。



条件ははっきりしているのに、なぜわたしの所にご相談されるのかというと
創業されるかたの考えておられる「自己資金」と
金融公庫の想定している「自己資金」とに開きがあるからなんです。

(次回に続く)


――――――――――――――――――――――
<自己資金?>

銀行用語でいうと「大結束」です。1000万円あります。
1万円札を100枚束ねて、「小結束」を作り、「小結束」を10束重ねて
「大結束」にします。

真ん中に日本銀行か、作った銀行の印を押印して
大結束にした銀行の責任を明確にします。

自己資金もこれだけあると心強いですね!


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Posted by 岩﨑ファイナンシャルオフィス at 22:07Comments(0)金融公庫の上手な使い方